

バタフライエフェクト
「やってみたい。」
そのひとことから始まったこのチームは、
小さな原動力の波が、大きな波動となって
より多くの人に強い動機と勇気を与えることを願っています。
WHingのメンバーは、それぞれの形で舞台演出に魅せられ、翻弄されながらも最後の学生生活を歩み始めました。舞台は我々にとって、短く儚い学生時代という青春時代に熱中し、夢中になった大事な世界の一つです。
その桃源郷は、いつしか我々に大きな夢を見せてきます。
「もっと大きく、もっと斬新に。観客の心を震わせたい。」
舞台演出は、一つの作品の持つ力の大きさを最大にし、人の心を大きく揺るがす力を持っているのです。
そんな想いから我々は今年度、アーティストライブの開催に挑戦。
固定観念に捉われない複雑で繊細な、多面的アプローチで、
安心さと新鮮さという一見相反する感性を両立させる舞台を創る。
伝統の応用と新しさの導入、それがいつも我々をワクワクさせ、様々な角度で人の心を動かしてきます。
もちろん、学生である私たちには制約もあります。
資金の壁、新しい挑戦に伴うリスク、「学生には無理だ」と笑われる現実。
それでも──構わない。
そんなのどうでもいい。とにかくやってみたい。
確かに分不相応な望みかもしれません。しかし、どれだけ無謀でも、常識はずれな発想でも、「やってみたい」を貪欲に追求する姿勢は「学生らしさ」の象徴ではないでしょうか。
自分の好奇心に全身を委ね、後先よりも今に全力投球し、損得のいらない世界の中で守りに入らない挑戦に胸を高鳴らせる。
学生にしかできない、がむしゃらに走ることが許されるこの時間を、人生を全力で謳歌しようとするその意欲を、無駄にしてはいけない。
「やってみたい」という、未熟で無謀で、学生らしい突飛な発想が引き起こす
小さな羽ばたきは、
仲間へ、観客へ、そして未来の学生たち、年齢不問のすべての”学生”たちへと伝わり、
やがて大きな嵐を呼び起こすはずです。
日本の現代を生きる学生のひとりとして、多様性あふれる常識はずれな「やってみたい」を大事に。そして、そこから巻き起こる連鎖の起点となる第1章を創り出し、その後の大きな嵐を引き起こすことに絶えず挑戦します。
跳ねろ、学生の想い。
目指せ、バタフライエフェクト。
